地図 - エレツ (Yelets)

エレツ (Yelets)
エレツ(イェレツ、エレーツ、Еле́ц;Yelets)はロシアのリペツク州の都市. ドン川の支流ソスナ川(Сосна́)沿いにある. 人口は116,726人(2002年国勢調査).

エレツはロシア南部の黒土地帯でも最古級の都市で、古くから地域一帯の中心地として栄えた. 記録への初出は1146年に遡り、当時はリャザン公国に属していた. ロシア最南部という位置から、テュルク系民族などによる攻撃をしばしば受けてきた. 1239年にはモンゴル帝国の襲来で焼き払われている. ウズベク・ハンにより1316年に破壊され、ティムールにより1395年に略奪され、1414年にはタタール人の攻撃を受け荒廃した.

1483年にはエレツ公国はモスクワ大公国に吸収され、リューリク朝の血を引く公はモスクワへ移りイヴァン3世の宮廷に仕えるようになった. 1591年、ツァーリの摂政ボリス・ゴドゥノフにより要塞が建設され、荒廃していたエレツは蘇った. 大動乱末期の1618年には、ポーランド・リトアニア共和国の王子ヴワディスワフと連合していたペトロー・コナシェーヴィチ=サハイダーチュヌィイ率いる2万人のウクライナ・コサックがエレツを征服し、町の城郭の大半を解体した.

19世紀にはエレツはこの地方最大の交易の中心地として栄えた. 手作りのレースはこのとき以来エレツの名産品である. その他、製粉、機械生産が主要産業となっている.

町のランドマークとなっているのは広大な救世主昇天大聖堂である. 1845年から1889年にかけて建設された大聖堂はモスクワの救世主ハリストス大聖堂の設計者でもある建築家コンスタンチン・トーンにより設計された新ビザンチン様式のものである. 彼の設計した大聖堂のほとんどはソビエト連邦時代に解体の憂き目にあったが、エレツの大聖堂はほぼ無傷で残った唯一の作品である.

 
地図 - エレツ (Yelets)
地図
Google Earth - 地図 - エレツ
Google Earth
ビング - 地図 - エレツ
ビング
ノキア - 地図 - エレツ
ノキア
オープンストリートマップ - 地図 - エレツ
オープンストリートマップ
地図 - エレツ - Esri.WorldImagery
Esri.WorldImagery
地図 - エレツ - Esri.WorldStreetMap
Esri.WorldStreetMap
地図 - エレツ - OpenStreetMap.Mapnik
OpenStreetMap.Mapnik
地図 - エレツ - OpenStreetMap.HOT
OpenStreetMap.HOT
地図 - エレツ - OpenTopoMap
OpenTopoMap
地図 - エレツ - CartoDB.Positron
CartoDB.Positron
地図 - エレツ - CartoDB.Voyager
CartoDB.Voyager
地図 - エレツ - OpenMapSurfer.Roads
OpenMapSurfer.Roads
地図 - エレツ - Esri.WorldTopoMap
Esri.WorldTopoMap
地図 - エレツ - Stamen.TonerLite
Stamen.TonerLite
国 - ロシア
ロシアの国旗
ロシア連邦(ロシアれんぽう、Российская Федерация、通称ロシア、)は、ユーラシア大陸北部に位置する連邦共和制国家である. 首都はモスクワ市.

領土は旧ロシア帝国およびソビエト連邦の大半を引き継いでおり、ヨーロッパからシベリア・極東に及ぶ. 面積は1709万平方キロメートル以上と世界最大である.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
RUB ロシア・ルーブル (Russian ruble) ₽ 2
ISO 言語
KV コミ語 (Komi language)
TT タタール語 (Tatar language)
CE チェチェン語 (Chechen language)
CV チュヴァシ語 (Chuvash language)
RU ロシア語 (Russian language)
Neighbourhood - 国  
  •  アゼルバイジャン 
  •  カザフスタン 
  •  ジョージア 
  •  モンゴル国 
  •  中華人民共和国 
  •  朝鮮民主主義人民共和国 
  •  ウクライナ 
  •  エストニア 
  •  ノルウェー 
  •  フィンランド 
  •  ベラルーシ 
  •  ポーランド 
  •  ラトビア 
  •  リトアニア・ソビエト社会主義共和国